




聴覚障害者に会議内容伝達要約筆記にパソコン聴覚障害者に会議などの内容を伝える要約筆記を、パソコンで行うための勉強会がこのほど、松江市東津田町のいきいきプラザ島根で開かれた。速くて、詳しい内容を提供できるパソコンの導入は全国的な流れになっており、島根県でも取り組みが始まった格好だ。松江 研修会で入力方法学ぶ要約筆記は手話を一から学ぶことが困難な中途失聴者や高齢難聴者のために、会議や講演の内容を要約して書き取るコミュニケーション手段。これまでは手書きの文字を、OHPなどの投影機でスクリーンに映し出す方法が主流だった。パソコンを利用した場合、筆記者の入力技術により差は生じるが、一般に読みやすく、専門用語の難しい漢字も表示できるため、要約筆記の選択肢の一つとして期待されている。 勉強会には県東部の要約筆記サークルを中心に約40人が参加。パソコンボランティア団体などが、ケーブルのつなぎ方や要約筆記専用ソフトの活用方法を指導、参加者は熱心に入力を繰り返した。 勉強会を呼びかけた県聴覚障害者情報センターの梶美知子業務課長は「今は勉強会の段階だが、来年度にも技術研修会を設け、活用に向けた準備を進めていきたい。」との考えを示す。 要約筆記は県内で12団体が取り組んでいる。これまでも通訳者としての技術を高めるため、パソコン導入に向け全国研修会などで知識を深めてきた。しかし、必要となる拡大投影機のプロジェクターは百万円近くと高額で、本格導入への障壁となっている。 (山陰中央新報 5月11日付け紙面より) |
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