

情報保障情報保障という言葉があります。これは人間が情報を受け取る権利という意味で理解されています。身体に何らかの障害を持っている方々はその障害によって、健常者が当たり前に受けることが出来る情報を受け取ることが困難な場合があります。例えば聴覚に障害を持っている方は、講演会の場や学校の授業などで、健常者が自然に耳に入ってくる情報を、何らかの手段によって受け取る必要があります。その聴覚障害者の方々の為に情報保障の手段の一つが字幕であったり、ノートテイクであったりします。 パソコン要約筆記講演会などでの講演者の声、または学校の授業での先生の声をOHP(オーバーヘッドプロジェクター)の上に置いた透明シート上にフェルトペンなどで手書きで筆記しスクリーンに投影し、「聞こえ」の不自由な方に伝える活動のことを「要約筆記」「筆記通訳」といいます。通常、話した内容を100%筆記するのは困難でもあり読む側としても、ある程度要約してあったほうが目で追いやすいという現状もあり、「要約筆記」というのが一般的となっています。学校の授業などでもクラスメートやボランティアが講義をノートに書き取って、聴覚障害学生に伝える「ノートテイク活動」も行われています。同様な情報保障のひとつに手話がありますが、中途失聴者の中には、手話分からない方が少なくないことから、この「要約筆記」の必要性が出てきます。 さらに近年、パソコンによる「要約筆記」支援活動が注目されてきました。これはワープロ検定などで、キー入力の速度を競いますが、同様に聞いた音声を素早くノートパソコンのキーボードを使って文字入力するボランティア活動の事です。早い人では1分間に120字〜180字程度の文字入力が可能ですので、音声情報を伝える支援活動としても注目されています。 |
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